風疹の抗体数値の基準はどれくらい?16? 64?

numbers-726772_640

 

風疹というと、子供がかかる病気というイメージがあるかも知れません。

 

しかし、近年、大人での発症が増加傾向にあります。特に男性に多くなっています。

 

子供の頃に感染することが多いので、軽く考えてしまいがちですが、大人になって発症すると、子供に比べて重症化しやすくなります。

 

また、妊娠初期に感染することで、生まれてくる赤ちゃんに影響が出ることもわかっています。

 

ですから、妊娠を考えている人は特に、十分に気をつけなければいけません。

 

子供の頃に風疹にかかった、あるいは予防接種を受けた人は、風疹に対する抗体がありますので、基本的にはその後風疹にかかることはないと言われています。

 

しかし、症状が軽い場合、まれに二度かかったり、風疹だと思っていたものが別の病気だったということもあり得ます。

 

子供の頃のことなので、本当に風疹にかかったことがあるのか、予防接種を受けていたのか、はっきりしないこともあるでしょう。

 

また、抗体は、年齢とともに減少していきます。

 

そんな時は、風疹抗体価検査で、風疹の抗体が十分あるかどうかを調べることができます。

スポンサードリンク

風疹の抗体数値の基準は?

風疹の抗体数値の基準ですが、HI法と呼ばれる検査方法での基準値は32~256倍です。

 

HI法では、8の倍数で表されます。例えば32倍より下の16倍では抗体が少なく、64倍なら基準値内に納まっているので、抗体が十分あるということです。

 

EIA法と呼ばれる検査方法では、8~45が基準値となります。

 

この基準値を下回る場合、抗体が少ないということです。

 

また、陰性では抗体がないということになります。

 

かといって、高ければ高いほどいいというわけではありません。

 

基準値より高い場合は、最近風疹に感染した可能性があるからです。抗体数値が基準値より高い場合は、再検査や他の検査を行うことがあります。

 

風疹の抗体数値が低かったら?

風疹抗体価検査で陰性だった、あるいは基準値よりも低かったという場合は、予防接種を受けることがすすめられます。

 

特に妊娠を考えている人は、妊娠中は予防接種ができませんので、受けておく方がいいでしょう。

 

万が一、妊娠初期に風疹を発症してしまうと、胎児に感染する可能性があります。

 

胎児に感染すると、生まれてきた赤ちゃんが、先天性風疹症候群(CRS)であるリスクが高くなるのです。

 

先天性風疹症候群の症状として主なものに、難聴、白内障、先天性心疾患があります。

 

その他、血小板減少、発育や精神発達の遅れが見られることもあります。

 

これらは、お母さんが妊娠初期に風疹に感染し発症することで起こる赤ちゃんへの影響ですが、難聴に関しては、妊娠中期~後期にかけても起こる場合があります。

 

予防接種を受けていないで妊娠がわかった場合は、特に初期の頃は風疹の感染を防ぐよう気をつけましょう。

 

うがいや手洗いを励行し、人混みを避ける、マスクを着用するなどして、基本的な感染症対策に努めることです。

 

家族が風疹を発症してしまうと、感染する可能性は高くなります。家族にも、予防接種をしてもらうといいかと思います。

 

その他、バランスのとれた食事や規則正しい生活、ストレスをためないなどで、免疫力を高めておくことも大切ですね。

 

風疹の抗体価検査とは?

風疹の抗体価検査とは、風疹ウイルスが体内に侵入した時に、やっつけることができる免疫があるかどうかを見る検査です。

 

検査方法には、HI法とEIA法の2種類が一般的です。

 

どちらも検査方法は、採血をして、血液中の風疹ウイルスの抗体の数を調べるというものです。

スポンサードリンク

この数値が基準値よりも低ければ、抗体が少ないということになります。

 

検査の結果が出るまでに1週間ほど要し、費用は医療機関によっても異なりますが、一般的に3000円~5000円ほどになります。

 

抗体検査や予防接種はどこでできる?

風疹抗体価検査や予防接種は、小児科や産婦人科、内科でも受けることができますが、医療機関によっては実施していない所もありますので、確認して下さい。

 

検査には、予防接種をする機会が多い小児科がおすすめです。

 

大人の場合でも、小児科で検査と予防接種をしてくれます。

 

妊娠を希望している女性なら産婦人科でもいいでしょう。

 

予防接種を受けた後、すぐには妊娠することができませんので気をつけて下さい。

 

3ヶ月ほど避妊期間が必要になります。女性だけでなく、男性の場合も同じです。

 

子供では、風疹の予防接種は麻疹と同時の2種混合(MR)ワクチンとして、定期接種になっています。

 

大人が予防接種を受ける場合、費用は自己負担になってしまいますが、地域によっては補助がある所もありますので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

 

風疹は、咳やくしゃみなどから飛沫感染します。人の集まる所では、どこで感染してもおかしくありません。

 

発症すると、発熱、発疹、リンパの腫れなどの症状が現れ、大人では高熱になり、関節の痛みも強く出ます。

 

家族や、特に生まれてくる赤ちゃんのために、風疹の予防はしっかりと行いたいですね。

 

【関連記事】

  風疹抗体が16倍に!妊娠中だけど大丈夫?
  手足口病と水疱瘡が併発?見分け方は?薬はどうする?
  風疹抗体が16倍に!妊娠中だけど大丈夫?

スポンサードリンク

 

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ