モロヘイヤの毒性は致死量?茎や若葉に毒がある?

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エジプト原産のモロヘイヤは、栄養価の高さから話題になり、日本でも知られるようになりました。

 

和食にも合うので、今では人気の夏野菜になっています。

 

また、丈夫で育てやすいので、家庭菜園でも人気です。

 

ただ、モロヘイヤには毒性がありますので注意が必要です。

 

では、モロヘイヤのどの部分に、毒が含まれているのでしょうか?

 

市販のモロヘイヤは安全なのでしょうか?

 

家庭菜園をしても、問題はないのでしょうか?

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モロヘイヤの毒の強さはどのくらい?人が死ぬこともある?

モロヘイヤには、ストロファンチジンという毒性が含まれています。

 

ストロファンチジンは、摂取するとめまいや嘔吐を引き起こし、また、心不全から死亡することもある非常に強い毒性です。

 

かつて、アフリカの原住民が矢毒に使用していたほどの毒性で、少量でも、死に至ります。

 

ストロファンチジンが含まれているのは、主に種です。

 

それも、熟すと毒性が強くなります。

 

熟した種のサヤにも含まれています。

 

また、若葉や収穫期を過ぎた茎にも、微量ながら含まれています。

 

その強い毒性を持つモロヘイヤ。

 

いくら栄養価が高いからといって、本当に食べても大丈夫なのか、心配になりますよね。

 

近年、スーパーなどでもモロヘイヤは簡単に手に入るようになりました。

 

夏を代表する野菜といっても過言ではありません。

 

また、ホームセンターや園芸店では、モロヘイヤの苗も売られ、家庭菜園でも簡単に栽培できるようになりました。

 

モロヘイヤを購入する時、また栽培する時は、何に気をつけたらいいのでしょうか?

 

市販のモロヘイヤの茎は食べてもいいの?家庭栽培をしても問題ない?

毒性の強いモロヘイヤですが、日本ではモロヘイヤを食べて人が死亡したという報告はまだありません。

 

ただ、モロヘイヤの種子を食べた牛が中毒死したという事例はありますので、注意が必要です。

 

市販されているモロヘイヤは、安全であるとされています。

 

これは、毒性がない時期に収穫をしているためです。

 

発芽して間もない頃の若葉は、微量ですがストロファンチジンが含まれていますので、葉が十分に成長し、花が咲く前に収穫を行っています。

 

花が咲いてしまうと、猛毒の種子やサヤが混ざってしまう可能性があるので、その頃には収穫は行いません。

 

ですから、市販されているものは、安心して食べられるのです。

  

市販されているものであれば、茎の部分も食べて問題はありません。

 

ただ、根元の方は火を通しても硬いので、下から1/4くらいの部分までは、切って捨てましょう。

 

次に、家庭菜園の場合ですが、収穫は花が咲く前の葉の部分のみにしておきましょう。

 

花が咲いてしまうと、収穫した葉にサヤや種子が混ざってしまう危険があります。

 

また、花にも種子ほどではありませんが、毒性がありますから、食べないで下さい。

 

小さいお子さんがいる場合、口にしてしまわないよう、特に注意が必要です。

 

また、成長して硬くなってしまった茎も、食べない方がよいでしょう。

 

これらに気をつけていれば、モロヘイヤを家庭菜園で楽しむのも問題はありません。

 

葉物野菜の少なくなる夏場にとても重宝しますし、便利です。

 

万が一、モロヘイヤで食中毒が起きてしまった場合は、すぐに医療機関にかかるようにして下さい。

 

嘔吐がある場合、吐き気は、体から毒素を排出しようとする働きによるものなので、自己判断で吐き気止めは使用しないようにしましょう。

 

脱水が心配な時は、少量ずつ常温のスポーツドリンクなどを飲むようにします。

 

心不全の症状がある時は、救急外来を受診するか、救急車を呼ぶようにして下さい。

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モロヘイヤの栄養価とおいしい食べ方

モロヘイヤは、その高い栄養価が注目され、サプリメントや健康食品にも使用されているほどです。

 

モロヘイヤはアラビア語で「王さまの野菜」という意味です。

 

長い間、病気に苦しんでいた古代エジプトの王さまが、モロヘイヤのスープを飲んだらあっという間に病気が治ってしまった、という伝説が由来だそうです。

 

 

難しい病気も治してしまうほどの、まさに万能薬のような野菜ですね。

 

モロヘイヤには、老化予防や生活習慣病対策に有効なβカロテンをはじめ、抵抗力を高めてくれるビタミンC、疲労回復に役立つビタミンB、抗酸化作用のあるビタミンE、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分などのミネラル、またムチンが、豊富に含まれています。

 

 

ムチンという言葉は、あまり聞き慣れないかも知れませんが、モロヘイヤの葉を刻んだ時に出る粘り気は、ムチンによるものです。

 

ムチンは胃の粘膜を保護して食欲を促したり、夏バテ予防に非常に高い効果があります。

 

まさに、夏の暑さで疲れた体にぴったりの食材といえます。

 

モロヘイヤを下茹でする時は、塩を入れたたっぷりのお湯でさっと茹でます。

 

茎と葉の部分を分けて切っておき、硬い茎の部分から茹でるようにします。

 

茹ですぎると、栄養素が流れ出てしまいますので、茎を入れてから1分くらいがいいでしょう。

 

茹でておひたしや和え物にしたり、また、味噌汁やスープの具にも使えます。

 

生のものをてんぷらにしてもおいしいです。

 

また、冷製スパゲティや、素麺の具にすると、暑い日でものど越しよく食べられて、おすすめです。

 

栄養価の高いモロヘイヤを、安全においしく食べて、元気に夏を過ごしたいですね。

 

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